さくっと現実逃避したい……「全4巻」完結のおすすめ漫画11選!

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あぁ……現実逃避したい……。

そんな気分のときに、「全4巻」という程よい巻数でさくっと読み切れる、完結済みのおすすめ漫画を、ラブコメ、ミリタリー、サスペンス、SF、などなど、多彩なジャンルから「11選」で厳選してみた。


[田中ほさな] 時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。

空木宗也の前に突如現れたのは「未来からやってきた」と自称する謎の美少女・時坂。彼女が未来からやってきた目的は、今の地球に厳しくすること。空木宗也は時坂に唆されて環境破壊を始めるが――。

田中ほさなの絵が可愛いし、ラブコメはちゃんと王道していて、主人公は都合よく一人暮らし。突如現れる美少女モノとしては先日紹介した「かんなぎ」とかなり近い設定かもしれない。幼馴染もいるし。これだけでも一定の面白さが期待できる。

ラブコメも既存が色々ありすぎて大変なんだと思う、未来の地球環境、現代の環境問題にツッコミを入れるのが大筋となっている。

ハッキリ言ってしまえば、未来にならないと現代の問題は判明しないだろうし、現代の環境対策も本作のように、まったくの無意味で、逆に未来の地球を脅かしているのかもしれない。だから、今、本気で環境問題に取り組むなんて、無理だと思う。でも、自分は未来に存在しないにしても、未来に好きな人がいて、その好きな人の未来世界の為に、今、環境を正しい方向に導こうというのは、とても面白いと思った。

結局、全ては愛なのよ。


[岩明均] 七夕の国

民俗学教授・丸神から呼び出された南丸。しかし、丸神は調査の為、「丸神の里」へ行ったまま行方不明だった。残された研究生たちの話では、南丸と丸神は「同じルーツ」らしい。気になった南丸は、丸神を追う。何の取り柄もない南丸だが、些細な超能力が使えた――。

先日紹介した「花園メリーゴーランド」と同じく、閉じられた集落の話で、超能力という現実離れしたフィクションではあるのだが、犯罪も殺人も公にならない集落では、そういった能力に支配されている可能性も捨てきれないと思うと、読んでいて面白い。

超能力が使える、それは一国が強力な武力を確保したことに等しくて、武力行使、略奪、どうしても人間はそういう道に走ってしまうのだろうか。まだ紹介していないが、森恒二の「デストロイ×レボリューション」もそれは同じだ。

超能力というとどの作家も同じ発想になってしまう、やはり人間の本能に埋め込まれた、進化の為の支配欲と、それに対する防衛本能なのだろうか。


[西餅] ハルロック

女子大生の向阪晴は電子工作が趣味。色々な発明で周囲を巻き込む――。

アプリは誰でも作れる時代、主婦だってスキマ時間で勉強すればリリースできる時代。だからこそこれからはハードを工作できる人材が重宝されるだろうに、業界はその逆になってきている。IoTでハードにも注目が集まってきているが、そもそもこうやって電子工作を楽しむことを発見できる機会がとても少ないように感じる。

小学校でプログラミングの授業ができたが、ハードの図工からの電子工作を男子も女子も楽しめるような時代が来てほしい。

プログラミング面でいうと、これだけ楽しそうな漫画は珍しい。大概は、地獄のような日々、社畜を思わせるテーマが多いからだ。作った人が楽しんでいない、そんなモノ、使いたいか?

それがIT業界、いい加減、変革しないだろうか。


[佐野菜見] 坂本ですが?

この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである――。

どっからどう見てもギャグなのだが、この坂本の所業をクールでカッコいいと称賛して持て囃すこの学園が狂気の沙汰で笑ってしまう。本当に可笑しいのは坂本の周囲にいる人達の感性ではないだろうか。でももしこのクーレストが現実に起こるなら、その持て囃しに興じるのも相当に楽しそうだ。この漫画の面白さがまったく分からないという人も多いけど、その感覚はなんとなく分かる。


[山田芳裕] 度胸星

人類で初めて火星に降り立った宇宙飛行士たち。突如、彼らからの連絡が途絶えた。救出作戦のため、宇宙飛行士の選抜試験が始まった――。

衝撃の打ち切り作品。その事実を知らずに読み始めて後悔が酷かった。それくらい、面白かった。何故、ここで終わるのか、何故、人気がなかったのか。かつて読んだ宇宙漫画の中でも相当に面白いのに。最近はもう世間は宇宙自体に興味がないらしい。何故だ。もう目先は宇宙時代だろう。


[なかま亜咲] 健全ロボ ダイミダラー

当然のごとく地球のエネルギーを狙って侵攻してきた、ペンギン帝王ひきいるペンギン帝国の面々。対するは最終決戦兵器「ダイミダラー」だけなのだが――。

エッチなことをしてエネルギーをチャージし、ロボットを動かして悪を倒すというなんともお馬鹿な設定。胸を揉んで、服を脱がして蓄えたエネルギーで戦う真玉橋孝一の、エロコメ要素を大いに目当てにして読み始めたけど、ギャグや小ネタもなかなか面白い。侮っていた。


[あずまきよひこ] あずまんが大王

一癖ある女子高生たちの、入学から卒業まで――。

空気系(日常系)というジャンルを確定させ4コマ漫画界に衝撃を走らせた本作。所謂「萌え」というものをこの漫画で初めて知った。今でこそ抵抗なく読めるが、発表当初はこれぞオタクの象徴と思って、読みたくなかったし、読んでみてもその面白さが理解できなかった。時代が変わったのか自分が変わったのか、改めて読めばこの空気は相当に面白かった。普通に彼女らの青春なんだよね、最後までほっこりしてしまう。


[星野之宣] ブルー・ワールド

タイムトンネル「ブルーホール」の調査の為、米英合同調査チームがジュラ紀の世界へ派遣された。太古の恐竜世界で、突如、現代との通信が途絶してしまい――。

先日紹介した「ブルーホール」の続編。恐竜の世界に自由に行けるとなれば、それを放って置く理由はない。世界中が利権を巡って調査に乗り出し、そして未知の世界でトラブルに巻き込まれる。

太古の地球を現代の地球と同じような感覚で扱う人たち、愚かというか、人間らしさ、が出ていると思う。そして、サバイバル訓練を受けている軍人が、こういう世界では偉くなってしまうんだよね。


[小畑健×鷹野常雄] BLUE DRAGON ラルΩグラド

無数の「カゲ」を率いてこの世界から人間を排除しようとする闇女王・オプスキュリア。それに対抗できるのは、カゲであるグラドを宿した状態で幽閉されたラルだけだった。そのラルがついに放たれ、ブルードラゴンが姿を現すーー。

巷ではかなり評判が悪く、全4巻で打ち切りになっているのも分かるのだが、個人的にはそこまで悪いとは思わなかった。主人公のキャラ設定が今までに見たことない感じで、なんでこんな結論と言動になるのかと始めは戸惑ったが、幽閉されていたことで純粋であり馬鹿なんだと思うと面白い主人公だと思えた。女性からもかなり酷評されているが、胸ばっかり要求する展開に違和感を覚えないのは男子の悲しい性だと思った。


[岩明均] 風子のいる店

内気な正確でうまく喋ることができない女子高生の風子は、喫茶店・ロドスのウエイトレスになった。案の定、客の注文にもしどろもどろ。そんな私生活にも仕事にも悩む風子を、マスターの西崎はやさしく見守る――。

社会に出ると学生時代の人間関係の悩みがバカバカしく思えてくる。学校ではどうしても同年代の付き合いしかなくて、その中で如何に優位に立つか、仲間はずれにならないか、を強いられるので、本当に視野が狭くなる。

社会に出て、自分の親と同じ世代や、それよりももっと上の世代と接することで、自分がどれだけ狭い世界にいたのかと気づかされて、それは本当にすごく救われる。学校の外に一度逃げてみる、間違っていないと思う。


[夏元雅人×矢立肇×富野由悠季×松元弘毅] 機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 -水天の涙-

宇宙世紀0081年。ジオン残党掃討部隊ファントムスイープ隊を率いる連邦軍のユーグ大尉は、残党軍による一大反抗作戦を阻止するため、ジオン残党インビジブル・ナイツのエリク少佐と激突した――。

先日紹介した「機動戦士ガンダム戦記 -Last War Chronicles-」と同様で、「SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch」をプレイして知って、読んでみたくなった。

この物語はPS2ゲームからコミカライズしたらしい。ガンダムシリーズの他作品との繋がりもないようで、予備知識がなくてもひとつの物語として面白かった。夏元雅人の絵柄が凄く重厚で合っていると思う。

「戦後」が舞台で、現実世界では報道はなかなかされないが、終戦してあっさり解決なんて現場はないだろう。むしろそこのドラマの方が、戦時中よりも辛いのかもしれない。

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