[須河篤志] 俺の姫靴を履いてくれ
脚、アシ、足、あし……美しい脚を愛する靴職人の情欲と恋情の物語――。
風紀委員長・四堂清志は、人の色恋を支配し「性」を司る禁断の魔術書「桃魔術」を手に入れる。この世に桃源郷を創るべく桃の魔術師として生きることを決意する清志。性霊・エロスとともに世のため人のために桃魔術を活用することになったのだが――。
差出人不明で届いた「パズル」とチケットに導かれるように、奇妙な四角い館に集まった7人。興味本位で来たという謎の女も加わり、中に入った彼らを待ち受けていたのは人形のような美少女と、想像を絶する迷宮だった――。
「星一号作戦」を陰で支えた、もう一つの凄惨な物語。宇宙戦仕様のガンダム4号機と5号機を搭載した第16独立部隊サラブレッド隊は、グラナダ方面でジオン軍と激突する――。
2005年。修学旅行先へ向かうバスを襲った、突然の悲劇。廃屋の小学校に佇む、黒い球体。5人の少女たちは、或る決意と共に、黒いスーツを身に纏う――。
三十歳で、童貞で、ひきこもり歴も十五年、ネットと少年マンガを生き甲斐に日々を過ごしてきた小泉慎太郎は、父親の再婚で新しい母親を得ることに。その母親は、自分よりも歳が下だった――。
北国の町に住んでいる小さな姉妹・ルミとマヤ。お父さんはおらず、お母さんも仕事でほとんどいない。だけどルミとマヤの周囲には、温かくやさしい人たちばかり――。